映画『原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち』支援募集のご案内

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公開日 2022年05月06日

更新日 2022年05月06日

 映画『原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち』を全国の劇場に届けるためのクラウドファンディングについてご紹介します。

 

 関西電力大飯原発の運転停止命令を下した樋口英明・福井地裁裁判長と、 農地上で太陽光発電するソーラーシェアリングに取り組む農業者・近藤恵氏を取り上げたドキュメンタリーです。

 映画は既に完成しており、2022年9月から公開が決定していますが、4月中旬時点で公開が決まっている劇場は4館です(東京・ポレポレ東中野、福島・フォーラム福島、愛知・名古屋シネマテーク、大分・別府ブルーバード劇場)。

 原発の危険性と農業の新しい可能性を広めることは全国的な課題であり、全国の劇場で上映を行うためのクラウドファンディングが行われています(期限:2022年8月9日)

 詳細はこちらのサイトをご覧ください。

 

映画『原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち』

監督:小原浩靖(おばらひろやす)

製作:河合弘之 / 企画:河合弘之 飯田哲也 小原浩靖 / 音楽:吉野裕司

主題歌「素速き戦士」:白崎映美(しらさきえみ)

 

あらすじ:

 2014年。関西電力大飯原発の運転停止命令を下した樋口英明・福井地裁裁判長は、定年退官を機に日本の全原発に共通する危険性を社会に説く活動をはじめた。それは、原発が頻発する地震には耐えられない構造であることを指摘する揺るぎなく、誰もが理解できる“樋口理論”である。そして、日本中の原発差止訴訟の先頭に立つ弁護士・河合弘之は、この“樋口理論”をもって新たな裁判を開始した。

 逆襲弁護士の異名をとる河合と元裁判長・樋口がタッグを組んで挑む裁判の行方はいかに!

 一方、福島では放射能汚染によって生業を離れた農業者・近藤恵が農地上で太陽光発電するソーラーシェアリングに農業復活の道を見出す。
「農家がエネルギーを創り出せることを社会に広めたい!」
 近藤は、日本のエネルギー政策に強い影響力を持つ環境学者・飯田哲也の協力を得て東京ドームの面積を超える日本最大級の営農型太陽光発電を始動させる!

 福島で太陽光発電農業を行う農業者たちは口々に言う、「原発をとめるために!」と。

 脱原発への確かな理論と実践、被災から立ち上がる不屈の魂、そして若き農業者たちのふるさとへの思い。『日本と原発』『日本と再生』のスタッフ再集結。エネルギー映画の決定版が誕生した!

 

原発をとめた裁判長そして原発をとめる農家たち