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公開日 2025年01月22日
更新日 2025年01月23日
震災と原発事故から13年後の福島でPTSDなどこころの病に苦しむ被災者と、被災者を支える医療従事者たちを追ったドキュメンタリー映画「生きて、生きて、生きろ。」の上映会を開催します。
上映後には、監督の島田陽磨氏、主演の蟻塚亮二氏(精神科医)、米倉一磨氏(看護師)を交えてのミニシンポも行います。奮ってご参加ください。
日 時:2025年3月29日(土)15:00~18:00
※映画本編の上映は15時~17時の予定です。その後、島田監督や蟻塚医師、米倉看護師を交えてのミニシンポを行います。
会 場:東京保険医協会 セミナールーム
映画「生きて、生きて、生きろ。」
監督:島田陽磨
出演:蟻塚亮二 米倉一磨
配給:日本電波ニュース社
2024年5月25日公開/113分
【あらすじ】
東日本大震災と福島第一原発事故から13年が経った福島県では、時間を経てから発症する遅発性PTSDなど、こころの病が多発しており、若者の自殺率や児童虐待も増加した。相馬市にある「メンタルクリニックなごみ」の院長・蟻塚亮二医師は連日多くの患者を診察し、その声に耳を傾ける。同院と連携するNPO「こころのケアセンター」の米倉一磨さんも、こころの不調を訴える地域住民の自宅訪問を重ねていた。
患者や利用者の置かれた状況には、震災と原発事故の影響が色濃くにじむ。蟻塚医師は行方不明の夫が枕元に現れたと言う女性に対し、「生きていていいんだ、という希望を持った時に人は泣ける」と話す。一方、米倉さんは息子を失った男性に、ジンギスカンを一緒に焼くことを提案。やがてそれぞれに、小さな変化が訪れる。
福島県を舞台に、喪失と絶望に打ちのめされながらも日々を生きようとする人々と、彼らを支える医療従事者たちの姿をとらえたドキュメンタリー。
主 催:東京反核医師の会
申込み:お問い合わせフォームからお申込みください(お問い合わせ内容欄に「3/29映画上映会参加」の旨、ご入力ください)。
その他のお問い合わせは TEL:03-5339-3601 (担当:江島、西尾)まで。